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お手入れ講習会を終えて…

レクチャールーム“Paw'er”「お手入れ講習会」が無事終了しました。
いつものレクチャーと違い、お手入れは私の本業なのでいつも以上に
熱くそして力が入りましたよ!

お手入れ講習会



お手入れ講習会は、今後力を入れて本格的に取り組みたいこと。
訪問トリミングを始めた理由も実はそこにある。

一昔前のこと…
ペットショップのトリマーとしてバリバリ働いていた若かりし頃は、
グルーミング(お手入れ)はプロのする仕事だと思っていた。
その当時は、飼い主さんが連れてくるワンコはほとんどもつれや毛玉
があり、汚れていて体臭もきつかった。
飼い主さんが自宅でブラッシングしていてももつれや毛玉ができ、
シャンプーなんかされてしまうとかえって毛玉がひどくなり、
ショップに連れてきた時には最悪な状態でバリカンでツルツル状態に
しなければならないことも多かった。
「こんなことなら長毛犬種飼うなよ!」と怒っていたこともあった。

当時、若かった私は…
「ブラッシングもシャンプーもプロの仕事なんだから、素人の飼い主が
きちんとできるわけないじゃない!勝手にシャンプーしないでほしい」

なんて思っていた…というより、ほとんどのトリマーがそう思っていた。

飼い主さんにも、
「ご自宅でシャンプーするともつれや毛玉がかえってひどくなりますので
しないようにお願いします。とにかく定期的にトリミングに来てください」

と、言っていたりした。

もつれや毛玉があると、毛玉をほぐすのに時間がかかり犬にとても大きな
負担になってしまう。
毛玉をほぐすことは、ある程度被毛を引っ張る行為になるので痛みを感じて
しまうこともあり、犬にとってはとてもツライ。
自宅で何も知識がない状況で無理やり強引にブラッシングや爪切りを
する飼い主さんもいるので、これまたかえってお手入れ嫌いにさせて
しまうことになり、ショップでもトリミング時に大暴れして嫌がる犬
になってしまう。

こんな状況から、自宅で飼い主さんがお手入れをすることに賛成ではなく
毛玉ができる前に、汚れて臭う前にショップに連れてきてほしいと思っていた。


しかし、今ではまるっきり反対の考えになった。


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専門学校の事情…

京都の専門学校で未来のトリマーたちに講義をしてきました。

京都で36年の歴史を持つトリマーとトレーナーを育成する専門学校
関西ペットスクール  http://www.pet-school.co.jp/

昨年、この専門学校を会場としてプロトリマーのトリミング講習会を
したことが縁でお付き合いがあり、昨年から講義依頼を受けて京都に
度々行ってます。
この専門学校の講義は今回で3回目です。

学校で授業をすることはかなり好きなほうでして、、、
実は専門学校の先生をしていた経験があり、3つの専門学校を渡り歩いて
未来のトリマーたちを育てていました。
教え子たちはそれぞれ様々なところで活躍していて、独立して自分の
ショップを持ってオーナートリマーとしてがんばっている子もいます。
教え子の活躍ぶりを見たり聞いたりするとうれしさがこみ上げてきて
まるで母親のような気持ちになるんですよ。

私がトリマーを目指そうとした時には、どの学校に行こうかと選択する
ほどトリマーの専門学校の数はなかったけど、今は選択を迷うほど
あちこちに学校がある。

しかし…
専門学校の教育システムや指導内容にとても疑問に思うことがある。
専門知識や技術を教えるのはもちろんだけど、犬という命ある生き物
を扱う仕事の意識と人間性について教えている学校が少ないように感じる。
実際、学生集めと就職率だけしか考えてない事務的な学校もある。

昨年から病気で休んでいるトリマーさんが復帰するまでピンチヒッター
として週2日ほど動物病院でトリミングの仕事をしているのだが、
その動物病院にあちこちの専門学校から学生が「現場研修」として
何人もやってきていた。
まだ学生だから知識や技術はまったく期待はしていないけど、
動物に対する気持ちを期待して研修の様子を見ていた。

でもその学生達は…
犬やネコを目の前にしても淡々としている。。。
自分の家で飼っている犬やネコがどのフードを食べているのか、
毎年ワクチンを打っているのかも知らない。。。

動物が好きといっても自分の家の犬やネコをまったく世話していない
ことがわかった。
その学生達は、トリマーや動物看護師という職業にしか興味がないのだ。
動物のことよりもよりも自分のなりたい職業に就くことで頭がいっぱい
といった感じだ。

学生が現場実習をしている期間、先生達は電話などで一度も学生の様子
を聞くこともなく…
学生と面識のない就職指導室の背広を着た人が来たけど、学生の様子を
見ることも聞くこともなく就職の話ばかり…淡々と事務的に。

淡々と事務的な学校に、淡々と事務的な先生、そして淡々と事務的な学生…
資格やライセンスさえ取得できればいいと思っている学校もある。
トリマーに未来はあるのか不安になる。。。

私が専門学校の先生をしていた時、「命」についての授業を重視していた。
犬の気持ちを理解しながらトリミングできるトリマーを育てたいと思った。
そのためには、人間性の教育が必要だと思って知識よりも技術よりも
人としてのマナー、そして感謝する気持ちの授業を多くした。

人間性の教育について考える学校や先生がとても少ない。
正直に言うと、専門学校に、学生達に期待はまったくしていなかった。


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