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愛犬の老化とお手入れの準備

私たち人間よりも早いスピードで年を取っていく愛犬。。。
いつまでも若くて元気だと思っていても、気がつけば老犬と
言われる年になっている愛犬。。。

人間社会と同じく、犬社会も高齢化が進んでいます。

訪問トリミングを最も喜ばれ感謝されるのは、高齢犬のお客様。
それもかなり重度の病気を抱えている高齢犬が多い。

年をとって高齢になっても健康で元気でいたいもの。
しかし、老化と共に体力は衰え、免疫力も低下し、病気の発症が
多くなるのは、人間も犬も同じ。

若い頃は体力があり元気だから、長時間ショップに預けてのトリミング
はまったく問題がないと思っている飼い主さん。
ところが、年をとっていくうちにトリミングを終えて帰ってくるとなんだか
元気がないことに気がつく。
そのうち、グッタリして食欲がなくなったり、吐いたり、下痢をしたりと
トリミングから帰ってくると体調を崩すことが多くなってきたりする。
何かの病気になってしまうと、トリミング後は必ず体調を崩しすことが
多くなり、飼い主さんはトリミングすることに不安を持ってしまう。

実は、トリミングって飼い主さんが考えている以上に愛犬の負担が
大きいのです。
若い頃は体力があり元気だからそんなに負担がかかっているとは
思っていないようですが、若くても老犬になってもトリミングの負担
は愛犬にとって大きいのです。

トリマーの専門雑誌でも最近は犬の高齢化の問題で、ショップでの
老犬のトリミングや扱い方などの特集記事が多いです。
う~ん…確かに老犬への対応や扱い方を慎重に注意すべきだとは
思うけど、高齢になった愛犬の一番の負担は飼い主さんから離れて
他の犬が騒いでいるショップに長時間預けられてのトリミングだと
思うのですがね。。。
老犬の対応や扱い方と言うより、愛犬の負担が一番少ないトリミング
を考えるべきだと、個人的に思うのですがね。

一番負担が少ないトリミングはというと、いつも愛犬が生活している
リラックスできる自宅でトリミングすることで、飼い主さんも同意見だ
と思いますよ。
このような老犬のトリミング記事を読んでいると、どうも人間目線のみ
で本当に愛犬のことを考えているのか疑問に思いますね。

何年か前にトリマーの仕事を紹介していたテレビ番組を見ていたとき
ある有名なショップを経営しているトリマーの方の老犬のトリミングに
対する行動と考えに共感しました
何年もお付きあいのあるお客様の愛犬が高齢になったので、その愛犬
の自宅に行ってトリミングしているとのことで…
長年お付き合いのある愛犬の老化によるトリミングの負担を感じて
老犬にとって一番負担が少ないトリミングを考えた結果、自宅に行って
トリミングすることだと思い始めたと言っていました。

私と同じ考えのトリマーさんがいるんだとうれしくなりました。
私の場合は、老犬に限らず、子犬でも元気な成犬でも一番負担が少ない
トリミングを考えて訪問トリミングをメインでしています。

さて、今回も高齢犬で病気を抱えている愛犬を訪問トリミングしてきました。

このブログで訪問トリミング存在を知り、定期的に依頼されている
マルチーズのブブ君とアリスちゃん。
(以前のトリミング記事は→ 「病犬のための訪問トリミング」 )
今回は前回のトリミングから約3ヶ月経っていて、かなり被毛が
伸びている状態でした。

ブブ君からトリミング開始。
ブブ君は、9歳で糖尿病を患っているので、毎日飼い主さんが
インスリンを打っています。
糖尿病が原因で白内障が発症し失明してしまいました。
ブブちゃん

失明して目が見えない状況でトリミングされることってブブ君に
とってとても不安で精神的な負担があると思いますが、トリミング
テーブルの上では大人しく落着いています。
これはやはり、リラックスでき、飼い主さんの声や匂いがする自宅
でのトリミングなので目が見えなくてもブブ君は安心なのでしょうね。
しばらくトリミングしなくてすむようにと短くカットしました。
ぶぶちゃん2

体調を崩しやすいブブ君なのでかかりつけの動物病院の獣医さんも
「自宅に来てトリミングしてくれるのは、この子達にとって一番負担が
少ないからいいね~」と言っているそうです。

11歳のアリスちゃんは、心臓病を患っています。
マルチーズに多い「僧帽弁閉鎖不全症」で、毎日薬を飲んでいます。
ボサボサアリス

アリスちゃんもいつものように短くカットしました。
さっぱりアリス

高齢で病気を患ってる場合は、なるべく負担をかけたくないと
トリミングする間隔は長いです。
ブブ君とアリスちゃんのトリミングは大体3ヶ月おきの間隔です。
飼い主さんは「これでも、若い頃は1カ月おきにきちんとトリミング
をお願いしていつもきれいだったんですよ」って言っていましたが…

わかりますよ!わかります。
本当は、1カ月おきの定期的なトリミングをしてあげたいと思って
いるけど、愛犬の負担を考えるとついトリミング時期を延ばして
しまうのですよね。

だからこそ、3ヶ月の間は自宅で飼い主さんが毛玉やもつれが
ない状態に、シャンプーで皮膚と被毛を清潔にして快適に生活
できるようしっかりとお手入れをすることが大切なのです。

何が一番負担が少ないかって、飼い主さん自身がお手入れを
することですよ!
訪問トリミングの場合、爪切りや足裏毛カット、シャンプー、ドライング
カットというように一通りすべてトリミングするので時間はかかります。
ところが、飼い主さんがお手入れをできるようになると、愛犬の体調を
見ながら「今日は爪切り、明日は足裏毛のカット、2,3日後にシャンプー」
など少しづつしていけるので、愛犬にとって一番いいですよね。


11歳のシーズーのレオ君も2~3ヶ月おきに訪問トリミングに行ってます。
(以前のレオ君の記事は→ 「負担の少ないトリミング」 )
レオ君は「クッシング症候群」という病気を患っていて、老化と共に少し
づつ進行もしてきて体力が減ってきました。
レオ君の体力を考えて、シャンプーは飼い主さんが前日に行い、訪問
トリミングではカットだけなので、時間が短縮され負担は少ないです。
(携帯のカメラのため画像が…レオ君、ごめん)
写メレオ君


みなさん、愛犬が年を取って病気になってから慌てます。
トリミングは負担が大きいからどうしようと心配になります。
訪問トリミングを受けた時に、自宅でするトリミングが愛犬の負担に
かなり少ないとことに気がつき驚きます。
そして「もっと早く訪問トリミングを受けていたら…」と悔やんだりします。

高齢になってからでは遅いのです。
病気になってからでは遅いのです。
まだまだ若くて元気だから大丈夫だと安心はしていられないのです。

愛犬がまだ若いときから、負担の少ないトリミングを考えるべきなのです。
愛犬が若いこと頃から飼い主さんが正しいお手入れをしっかりとできる
ようしておくと、愛犬が高齢になっても病気になっても慌てることなく不安
を抱えることなく負担の少ないお手入れができます。

訪問トリミングでは、愛犬が高齢になっても、病気になっても、負担の
少ないお手入れを飼い主さんができるように指導しています。

いつもでも若くて元気だから大丈夫だと安心せず、若い頃から老化に
向けての準備がしていくことが、愛犬の負担を少なくすることにつなが
ります。

高齢になってから、病気になってから慌てないように今から準備を
してくださいね。

すべては愛犬のために。。。


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