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ネコのトリミング

訪問トリミングは、犬のみでネコのトリミングは基本的にはしません。
でも、特例としてネコのトリミングをする場合があり、今回特例として
ネコのトリミングをしてきました。

ネコは清潔好きでセルフグルーミング(自分で毛づくろいをする)を
するので犬のように毎日定期的にグルーミングする必要性はあり
ません。
しかし、それは短毛種の場合で、ネコでも長毛種の場合はブラッシング
などのお手入れは必要となってきます。

長毛種のネコの場合は、ブラッシングなどの手入れを怠ると、もつれが
発生し毛玉になります。
犬と違ってネコの毛玉は厄介でとても大変!!!
ハリコシがない柔らかいネコの被毛はあっという間にフェルト状の毛玉
になってしまいます。

毛玉になったらネコの場合はそりゃぁ大変~!
犬のようにブラシでもつれをほぐすなんてことはできず、バリカンで根元
から刈り取らなければならないのです。

バリカンで刈り取ると言っても、犬のようにテーブルの上でジッと大人しく
しているわけはなく、大暴れすることがほとんど…
こうなると、動物病院で麻酔をしてバリカンで刈り取るしかないのです。
麻酔をされて毛玉をバリカンで刈り取られているネコを動物病院で何度
も見ました。

ショップで働いていた若かりし頃は、ネコのトリミングも経験しました。
働いていたショップでは、ネコの繁殖、子猫の販売、ネコのホテル、
キャットショーの出陳など犬と同様にしていたので、ネコのトリミング
も当然犬同様にしていました。もちろん麻酔ナシで…
長毛種だけでなく短毛種のシャンプーもしていたので、かなりの数の
ネコをトリミングしました。
この経験を踏まえて、専門学校の先生をしていた時は、ネコの爪切り
やシャンプーなどのネコのグルーミングも学生に指導していました。
ネコのトリミングは、経験が豊富にないとできませんからね。

特例でネコの訪問トリミングをする場合は、グルーミングに慣れていて
大人しいことが条件です。
ネコの場合は、犬のように「しつけ」をするというより、幼猫期にお手入れ
を嫌がらないように少しづつ続けて、グルーミングに自然に慣れるように
しなければいけないのです。

以前、猫のレスキューをしている知り合いの長毛種のネコちゃんを何度か
訪問トリミングしていました。
ペルシャ猫のマリちゃんは、毛玉になりやすい毛質だったので体はバリカン
で短くして、顔はハサミで丸くカットしていました。
トリミングしたマリちゃん
マリちゃんは、動物病院で「こんなに大人しい猫は初めてだ」と獣医さんから
いわれたくらいとても大人しいネコちゃんだったので、麻酔ナシでのトリミング
ができたのです。
そんな大人しいマリちゃんでしたが、腎臓病で亡くなりました。。。

マリちゃんのような超大人しいネコちゃんは稀です。
ネコは、犬と違って単独行動の動物ですから人に合わせてくれることはなく、
束縛されることは嫌いで、暴れたりしても力づくで押さえ込むことはかえって
より攻撃的にさせることになるので、よほどトリミングに慣れているネコでない
と訪問トリミングを受けることはしません。

今回特例のネコちゃんは、訪問トリミングのお客様のお宅で飼っている
ネコちゃんなのです。
そのお宅とは→ 「マルチーズの訪問トリミング」

こちらのお宅では、マルチーズのアリスちゃんとブブ君の他にネコちゃん
が短毛種&長毛種が数匹います。
今回トリミングの依頼があったのは「ノルウェジアン・フォレスト・キャット」
という長毛種のネコちゃんです。
毛玉のネコ

ブラッシングはしていたけど、背中からお尻にかけて毛玉ができてしまい
あっという間にフェルト状の毛玉になってしまったそうです。
飼い主さんが何とか毛玉を取ろうとしたそうですが、カチカチの硬い毛玉
になりどうすることもできずお手上げ状態になったようです。

毛玉が本当にカチカチに岩のように硬くなっていました。
バリカンで刈り取るとしてもこのくらい硬くなってしまうと厄介なのです。
弾力のある犬の皮膚と違ってネコの皮膚は柔らかくてバリカンで傷つけ
やすいので慎重にバリカンを使わなければならず、経験がないと難しい
のです。

毛玉をバリカンで刈り取った痕です。
毛の根元からバッサリとバリカンで刈り取りました。
バリカンで刈ったネコ

毛玉だけ刈り取って欲しいとの依頼だったので、こんな感じで毛玉があった
箇所だけツルツルになりました。
背中がモヒカンみたいになってしまったけど…。
バリカンのネコ

お腹にも数箇所毛玉があり、すべての毛玉を刈り取りましたが、刈り取った
毛玉はすごい量だった…
刈り取った毛玉

毛玉取り中は、飼い主さんにネコちゃんを押さえてもらっていたのですが
大暴れすることもなくとても大人しくて、無事何事もなく毛玉取りできました。

ネコの場合は、引っかかれたり噛まれたりすると、ひどく化膿することが
ありますから、このような大人しいネコちゃんでないと危険ですよね。
ショップで働いていた時に、ネコに噛まれた手がとんでもなく腫れて仕事
復帰するのにかなり時間がかかった経験がありますから…

口輪やエリザベスカラーをしてしっかりと押さえつければ大暴れするネコ
でもトリミングはできますが、そこまでして訪問トリミングでネコを受けよう
とはまったく思いません。
ネコのトリミングは、犬以上にストレスを受けることが大きいですから無理
にトリミングをすることはなるべく避けたいですからね。


長毛種のネコの飼い主さん、子猫の頃からのお手入れを心がけてくださいね。
毛玉ができないように日頃のお手入れをしっかりとしてくださいね。


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