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プロフェッショナル

「プロフェッショナル」…常にこの言葉を意識して仕事しています。
飼い主さんから大切な「命」を預かる責任重大なこの仕事は、
常にプロ意識を持たなければと思う。
今の現状に満足することなく、常に向上心を持ち愛犬と飼い主
さんが喜んでくれるような知識と技術をもっともっと身につける
べく日夜研究・勉強中です。

「プロフェッショナル」に対しての意識は、自分だけではなく他の
トリマーの方たちも「プロ」として仕事しているのだからと、つい
厳しい目で見てしまいます。

先日開催した「お手入れ教室」に参加したいと近くでサロンを
しているトリマーさんから申し出がありました。
しかし、あくまでも飼い主さん向けのお手入れ教室なのでプロの
方の参加はお断りしました。
昨年、飼い主向けのお手入れ講習を開催した時も現役のトリマー
さんから参加したかったというメールをいただいたことがありました。

でも…なぜ???
なぜ現役のトリマーさんが飼い主向けの教室に参加したいの?
お手入れのことをほとんど知らない素人の飼い主さんの向けの
講習だから、トリマーなら当然知っている当たり前のことばかり
の内容なのに…参加?

ブラッシングや爪切り、シャンプー法など基本中の基本で、トリマー
として毎日当然仕事としてやっていることばかりの内容だし…
自宅で飼い主さんでもできるお手入れ法だからプロ向けの専門的
な知識や技術などは一切講習していないのに…

専門学校に通っているトリマーの卵の学生ならわかるけど、、、
現役トリマーさんが「勉強したい」と参加希望するってプロとしてどうなの?
飼い主さんと同じレベルなの?
まさか、お手入れの基本もわからず仕事をしているの?
それって、プロのトリマーとして恥ずかしくないの?

この状況に同じプロのトリマーとしてガッカリな気持ちなんですが…
プロのトリマーならやはりプロ向けの講習会やセミナーに参加して
高い知識と技術を学んで得てほしいと思うのですが。。。



セミナーや講習会などに参加するのもいいですが、やはり自分で
疑問に思ったことは自分で考えていろいろと調べてたくさん経験を
積んで解決して知識や技術を身につけていくのが本当のプロだと思う。

でも…
「学校では教えてくれなかった」
「先輩やオーナーは一切教えてくれない」
とすべて他人や何かのせいにしているトリマーが多いように思う。

そして…
「飼い主さんの意識レベルが低いからトリマーとして向上できない」
とお客様の飼い主さんのせいにするトリマーもいる。

しまいには、「どのようにして勉強していけばいいのかわからない」
とか「何がわからないことなのかわからない」などプロとしてありえ
ないことを言っているトリマーさんもいる。

私は、学校でもショップでも先生や先輩から何かを教えてもらった
経験がありません…というより、教えてくれなった。
なので、もちろん師匠という人もいません。
その頃は、パソコンやインターネットはなかったし、犬の雑誌や本もかなり
少なく、あちこちから情報を簡単に得られる状況ではなかった。
ほとんど誰も教えてくれなかったので、自分で考え試行錯誤しながら失敗
も繰り返しその中で確立してきたことが今の知識や技術となっています。

ブログをはじめてからトリマーさんからメールをよくいただくようになり
「シャンプーのことについて教えてください」などという教えて欲しい
というメールが多いのですが、これに関しても個人的には同じプロ
としてなぜ?と思うことがある。

なぜ自分で試行錯誤しながら学んで結果を出そうとはせず、他人に
教えてもらうばかりなのだろう?
そして、教えてもらえなかったら、教えてくれない他人のせいにするのだ。
これでプロとして知識や技術が向上するのだろうか?

この考えは私が間違っている?あまりにも厳しすぎる?


旭山動物園の園長さんが書いた本の中で思わず共感してしまった文
があります。

インターネットは、自分で何かを発見した人が、自分では調べられない
情報を得たり、自分が得た推測を確実にしたりするために利用するの
はいいのです。たとえば、カエルとはどんな生き物かと本質をわかって
いる人が北海道にはどんなカエルがいるのか調べるのはいい。
ところが、今の子ども達は「カエルとはどんな生き物か」という基本的な
ことからすぐインターネットで調べてしまう。
自分でカエルを捕まえれば、カエルというのは、どんな肌触りでどういう
ところに棲んでいるのかわかります。でも「カエルは両生類でどういうと
ころに棲んで…」ということをインターネットで調べただけで済ませたら、
結局何もわかってないのと同じ。「カエルとはどういう生き物なんだ?」
という問いへの答えは、自分で見つけなくてはダメなのです。
インターネットでカエルの基本情報を読むだけであれば、考えることも
なくなってしまいます。
インターネットは誰かがわかっていることを情報として載せているのに
すぎません。つまり、インターネットで情報を得たところで、その人の
知識を超えることはないのです。


ブログをはじめたくさんのトリマーさんから質問メールなどいただいて
思ったことが、旭山動物園の園長さんと同じ考えでした。

「被毛に良いシャンプー剤とは?」という問いへの答えは自分で
見つけなくてはダメなのです。
インターネットで被毛やシャンプーの基本情報を読むだけであれば
考えることもなくなります。
メールで質問して回答をもらったとしても、その知識は自分の知識
ではなく他人が得てきた知識をただもらったにすぎず、本当に自分
の知識としてわかったことにはならないと思う。
私の被毛やシャンプーについての知識や技術は、私が経験して得
た知識や技術であり、それをそっくりそのまま実行したとしても私の
ものまねにしかすぎないのです。

やはり「自分で見つけ出す!」ことがプロフェッショナルとしての
仕事だと思う。

とは言っても、今のこの日本の現状ではなかなか難しいことなの
かもしれない。
私は自分で見つけ出してきたけど、今の若いトリマーさんに同じ
ことを要求するのは厳しいことなのかもしれない。
要求したら「できるわけないじゃない!」って逆ギレされるかも…


まぁ、私もそろそろ後輩指導に力を入れて若いトリマーさんを
プロフェッショナルに育てることをしていかなければいけないかも。
そして、自分の知識や技術をすべて受け継いでくれる向上心の
ある若いトリマーさんが現れることを願っていたりもします。

そんな考えもあり、最近は若いトリマーさんへの講習会もしてます。
教え子が働いているショップでトリマー向けのシャンプー講習会を
しました。
ラファンシーズを使っているけど、あまり使いこなしていない状況だった
ので、被毛についての講義とラファンシーズを使ってのシャンプー実技
の講習会でした。

そのショップのトリマーさんの愛犬のダックスがシャンプー実技のモデル犬
ribonn

ラファンシーズでシャンプーしたその仕上がりは…
ツヤピカ被毛になりました。
シャンプー後りぼん

被毛の講義もシャンプー実技も基本中の基本のことばかり。
同じ犬種のダックスでも毛質によってシャンプーとリンスの組み合わせを
変えたり、洗い方も変えたりとそれは自分達で見つけ出していくしかない
でしょう。
使うトリミング道具も私の受け売りではなく自分達でよいと思うものを見つ
け出してそれを飼い主さんに提供して欲しい。

私も若いトリマーさんに負けないよう真のプロフェッショナル目指して
勉強を続けていきます!

すべては愛犬のために。。。




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