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室外犬もお手入れを!

この暑い季節や年末の時期になると、普段ほとんどお手入れされて
ない犬たちがトリミングにやってくる…年に1回のトリミングという犬たち。
そのほとんどが、室外で飼われているMIX犬。
暑い夏を乗り切るために短くカットして欲しいと1年に1回のペース
でトリミングにやってくるのだ。

トリミングまでの1年間はシャンプーやブラッシングなどほとんどされず
1年分の汚れと毛のもつれがつもりに積もっている。
それはそれはすごい状態になっているので、トリミング時間は大幅に
かかってしまう。

あまりにもすごく汚れた状態でやってくるので犬がかわいそうで…
室外犬でもブラッシングくらいはして欲しいといつも思っていた。

ショップに勤めていた頃は、1年に1回ペースの室外犬をこの時期や
年末などにトリミングしていた。
訪問トリミングを始めてからは、このような室外犬のトリミングの依頼
はもちろんない。

しかし、ついに、1年に1回ペースの室外犬の訪問トリミングをしました!
知り合いの紹介で急遽トリミングすることになりまして…
毎年、暑くなるこの時期にトリミングをしているということで、昨年の夏以来
のトリミングだそうで…
もちろん、1年分の汚れともつれがどっさりと積もっていました。

母犬がポメラニアンで父犬は?のMIX犬のハナちゃん、推定10歳デス。
室外のハナちゃん


ポメラニアンの血が入っているので被毛がダブルコートのモコモコ状態。
見た目にかなり暑苦しい感じがするハナちゃん。
そこで、夏向きに短めのカットにして欲しいとの要望でした。


1年に1回のトリミングならトリミングにあまり慣れていないのでは?
テーブルの上で大人しくしていられるのか?
と、心配でしたが、トリミング中は大人しくあちこち触られることにも
まったく問題がないハナちゃんでした。
ハナちゃんトリミング前


それにしても、豊富な毛量で毛のもつれもかなりすごくて…
ブラッシングをまったくしていないので換毛期で抜けた死毛が全身に
まだしっかりとついていました。
この毛で暑い夏を乗り切るのはかなりつらいと思う。

スリッカーブラシを背中に1回かけるだけでごっそりと死毛が抜ける。
毛が抜けると同時にフケも落ちて、毛の汚れで私の手が数分で真っ黒に
なりました。
ショップに勤めていた以来かな…こんなに汚れている犬をトリミングしたのは。
トリミング前のハナちゃん



シャンプー前のブラッシングは思った以上にすごかった!2時間もかかりました!
ゴミ箱にはハナちゃんの抜け毛で満杯に…もう1頭ハナちゃんがいる感じ。。。

1回目のシャンプーはもちろん「ディープクレンジング」の原液を使用。
黒い泡が立ち、すすぐと黒い水が流れて…汚れがすごかった!
シャンプー時間も1時間近くかかって汚れを落としました。

ドライングガ終わり、いよいよカットです。
夏向きの短めのカットと言ってもバリカンでツルツルには刈りません。
ハサミである程度被毛の長さを残すカットにしました。
トリミング後のハナちゃん


バリカンなどでツルツルに刈るサマーカットはおススメしません。

犬の被毛には大切な役目があります。
犬の皮膚の角質層は人間に比べ薄く外的刺激に弱いため、全身が被毛
に覆われて外的刺激から守っています。

夏になると外的刺激になるのは、直射日光や太陽の紫外線です。
被毛は弱い皮膚を直射日光や太陽の紫外線から守ってくれているのです。
しかし、皮膚が見えるほど被毛を短くしてしまうと、紫外線のダメージが
直に皮膚に突き刺さることになります。
そして、直射日光から受ける高温をそのまま皮膚に受けます。
被毛には、断熱・保温の役割があります。
被毛が断熱の役割で直射日光から受ける高温を断ってくれるのです。

暑さ対策と言ってサマーカットすると、暑さ対策とは逆効果になってしまい
余計に暑さに弱くしてしまうのが、サマーカットなのです。

カット後のハナちゃん


外的刺激といえば、もうひとつ…。
散歩など行くと草むらなどの中に入っていくことがありますよね?
草むらなどに入ると、今まで体を守っていた被毛が短くなった事で草で
皮膚を傷つけたり、虫がついたりしやすくなります。
こういった外的刺激からも被毛が守ってくれているのです。

なぜ犬は全身に毛が生えているのかわかりましたよね?
人間だって大切な部分やデリケートな部分には毛が生えてますよね?
被毛はとても大事な役割を持っています。
暑いからといってバリカンで皮膚が見えるほど短くツルツルに丸刈りに
することはかえって愛犬のためになっていないということなのです。

サマーカットでも、被毛の長さがある程度残る短さにしてくださいね。

余計な被毛がすっかりなくなり、汚れもしっかりと落とし、サラサラで
ツヤツヤの被毛になったハナちゃんです。
飼い主さんもさわり心地がとてもいいと喜んでいました。
つやつや被毛のハナ


ハナちゃんのトリミングは4時間もかかりましたが、その間暴れることも
嫌がることもなくとても大人しくしていたハナちゃん、お疲れ様でした。
その4時間ずっと側にいてトリミングを見て時々保定をして手伝ってくれた
飼い主さんもお疲れ様でした。

これで、暑い夏を乗り切ることができるでしょう。

ハナちゃんのために、1年に1回ではなく、せめて年2回ある換毛期に
トリミングしてもらうようにとお願いしました。

トリミング後にハナちゃんの得意技があるというので見せていただきました。
自転車に乗るのが大好きだというハナちゃん。
気持ち良さそうにして自転車に乗っていました。
自転車に乗るハナ



室外犬でもブラッシングなどのお手入れはぜひしていただきたいと思います。
お手入れはおしゃれのためではなく健康のためですからね。



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