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高齢犬の訪問トリミング

人間社会では、高齢化が進み問題となっていますが、犬社会も同じ。
室内で家族同様に暮らしはじめたことで、医・食・住が改善、発展して
愛犬の寿命は数年前と比べてかなり延びています。

新聞記事では、ペットフードメーカー会社のアンケート調査で犬を
飼っている世帯の半数が高齢の犬だったと載っていました。
テレビでも高齢犬の介護などの特集があったり、老犬に関する本が
たくさん出版されていたり、老犬問題がクローズアップされています。

高齢になると、ストレスに対して弱くなり、それまで当たり前のように
できていたことが難しくなってきます。
例えば、独りで留守番やトリミングやホテルでショップなどに預けら
れるという環境の変化に耐えられなくなります。
若い頃は、ショップに数時間預けられてもある程度のストレスには
耐えることができ問題はないのですが、高齢になると飼い主さんと
離れることだけでも不安になり、トリミングから帰ってくると食事を
食べなくなったり、下痢をしたりと体調を崩すこともあります。
高齢になると、犬も人間同様に病気の発生も多くなりますから、
長時間預けてのトリミングはとても心配ですよね。

シャンプーやトリミングなどのお手入れは、清潔を保ち健康維持する
ためにはとても必要なことなので、しないわけにはいきません。
歳をとるとともに免疫力が下がってくる老犬だからこそ皮膚や被毛を
常に清潔にしておくお手入れは必要不可欠です。

そこで、高齢犬にはなるべく負担のかからないトリミングはと考えると、
訪問トリミングが最適だと思います。
普段過ごしている自宅でトリミングするので、環境の変化はほとんど
なく飼い主さんもいるのでストレスは少なく安心です。
プロのトリミングを目の前で見れ、お手入れ法も教えてくれるので、
正しいお手入れ法を知ることができます。
正しいお手入れは、いつも清潔で健康維持をするためには飼い主
さんは絶対に知っておく必要があります。

訪問トリミングでは、高齢で病気を抱えている愛犬の飼い主さん
からとても喜ばれています。

高齢で病気を抱えているマルチーズのアリスちゃん。
今回で3回目の訪問トリミングでした。
(前回はこちら→ 「病犬のための訪問トリミング」 )

マルチーズに多い心臓病を患っているアリスちゃんですが、
その心臓病が悪化して体調があまりよくないとのこと。
マルチーズは長毛犬種なのでカットしないと被毛が伸びてきます。
被毛が伸びると汚れやすくなり、ブラッシングやシャンプーも時間
がかかるので、定期的なトリミングが必要となってきます。
体調が悪くてもまったくカットしないわけにはいかないのですよね。
飼い主さんは「見た目はまったく気にしませんから、なるべく早く
トリミングをしてもらえますか?」と心配してました。

もちろん、長時間同じ姿勢で立ったままのトリミングは高齢で病気
を抱えているアリスちゃんには負担が大きくかかりますから、時間
をかけず素早くトリミングします。
私はハサミで丁寧にカットするトリマーですが、老犬や病犬の場合は、
体力的な負担を考えてバリカンで短く時間短縮のトリミングをします。
今回もアリスちゃんにはバリカンを使ってツルツルにならない程度に
短くカットしました。
アリストリミング後


こちらも同じく高齢で病気を抱えているマルチーズのブブ君も
時間短縮のためバリカンを使って短くカットしました。
ブブトリミング後

ブブ君は、糖尿病になり毎日インスリンの注射を打つ生活が続いています。
白内障も併発して完全に失明してしまいました。
白内障の手術を受ける予定でしたが、肝臓の状態が悪く手術するのが
無理ということで、目が見えない状態で生活しているブブ君です。
目の見えない状態になると、なおさらショップに預けられてのトリミング
はとても不安だと思います。

訪問トリミングの前は、ショップに預けてのトリミングだったそうですが、
5,6時間預けるので帰宅したらグッタリと疲れて動かなかったそうです。
やはり、高齢になるとかなり負担が大きくかかっていたのだと思います。
目の見えないブブ君も普段生活している匂いがあり、飼い主さんの声が
聞こえる自宅でのトリミングは安心でしょうね。
訪問トリミングでは、疲れはあまり感じないほどアリスちゃんもブブ君も
普段どおりで元気だと飼い主さんは喜んでいます。

ラファンシーズの被毛の仕上がりをとても気に入ってくれた飼い主さんは
今回ラファンシーズシャンプーを購入してくれました。
皮膚に刺激の少ない安全性の高いシャンプー剤を使うことも高齢犬では
重要なことなんですよね。


ラファンシーズシャンプーの仕上がりと負担の少ない訪問トリミング
を気に入っていただいている飼い主さんの愛犬シーズーのレオ君。
レオ君の訪問トリミングも今回で3回目です。
(前回はこちら→ 「負担の少ないトリミング」 )
ソファーのレオ


レオ君も高齢でクッシング症候群という病気を患っています。
やはり、以前は動物病院でトリミングをしてもらっていたけど、精神的と
体力的負担が大きく、帰宅するとグッタリと疲れていたとのこと。
訪問トリミングでは、レオ君の疲れ具合はかなり軽くなったようです。

日に日に体力が低下しているレオ君なので、時間短縮で負担を少なく
するために前回から爪切りやシャンプーなしでカットのみのトリミングに
しています。
シャンプーは飼い主さんが前日に行い、爪切りは動物病院で定期的に
することになりました。
訪問トリミングではカットのみなので、時間短縮で体力的負担はかなり
少なくなります。

今回、レオ君は2ヶ月ぶりのトリミングです。
これでも、飼い主さんが2回ほどバリカンで体の被毛を短く刈った
らしいのですが、けっこう伸びていますね。。。
レオのカット前



今回もバリカンを使って短くカットしました。
口の周りの毛はもっと短くしたいのですが、かなり抵抗して嫌がる
レオ君なのでなかなかカットできず残念…(-_-;)
レオのカット後


前回は、カットの最中飼い主さんがずっとレオ君のことを見ていて時々話し
かけていたので、レオ君は鼻をキュンキュン鳴らして落ち着きがなかった
のですが、今回は飼い主さんが後ろを向いて台所仕事をしたりとレオ君に
注目しないようにいろいろと気を使っていただきました。
すると、鼻も鳴らさず落着いていてくれたので、トリミングに集中でき前回
よりも早くトリミングを終わることができました。

トリミング中、飼い主さんが話しかけると愛犬も私もトリミングに集中でき
にくい状態になってしまうんです。
バリカンやハサミを使うので集中できないとケガや事故になる可能性も
あります。
トリミング後にゆっくりと話す時間がありますから、なるべくそっと見て
いただければとお願いしますm(__)m

トリミング後、おやつの催促でキッチンでソワソワしているレオ君。
この後しっかりとおやつをもらって喜んで食べてました。
台所のレオ


チワワのサンタ君もおやつをもらって喜んでました。
心臓病を患っているサンタ君は、最近症状が悪化したようで
苦しそうな咳を何度もしていました。
サンタ君も高齢なので病気の進行はとても心配ですよね。
横顔サンタ君



レオ君の飼い主さんもラファンシーズのシャンプーの仕上がりをとても気
に入ってくれています。
ご主人さんやご実家のご両親も家族全員がレオ君の被毛の状態が今
までと違って触り心地がよいと驚いているそうです。
もちろん、正しいシャンプーの仕方をしてくれているからなんですよね。
今回は、オススメのスリッカーブラシも購入してくれました。
シャンプー剤やブラシのことや正しいお手入れについてその場で聞いて
使い方など教えてくれるというのが訪問トリミングのメリットです。
高齢になったときの健康維持は飼い主さんの日頃のお手入れ次第で
違ってきますからね。
顔アップのレオ


トリマーさんから高齢犬のトリミングの相談を受けることがあるのですが
いくら扱いのアドバイスをしても、環境の変化に耐えられなくなってくる
高齢犬ですからショップで預かってトリミングする限り、どうしても負担
やストレスはかかってしまうと思います。
若い頃からずっとトリミングに来ている犬ならば、できれば特別待遇として
飼い主さん宅に訪問してトリミングしていただければ思います。
これから、犬の高齢化はどんどん進んでいくので、訪問トリミングの必要性
はかなり高くなると思います。
(ただ、訪問トリミングはかなり赤字になる覚悟しなければなりませんが…)

もちろん、高齢犬や病犬を負担なくしっかりと扱える経験豊富なプロフェッショナル
のトリマーさんではないと訪問トリミングはできないと思いますが…
トリミング中に愛犬が死亡したなんて話はよく聞きますから。。。

これから高齢化する愛犬のためにプロフェッショナルなトリマーさんが
増えて欲しいと願っています。

私もがんばりますよ!(赤字ですが… )



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