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カットの変化

ブログを始めてから、トリミングの時に毎回写真を撮っている。
ショップなどで働いている時はトリミングカルテ作成のためにトリミング後
の写真を1回くらい撮ることはあるが、毎回トリミング前後の写真を撮るこ
とはほとんどなかった。

毎回撮っている写真を見比べてみるとカットの変化が面白い。
特に、一番最初のカットスタイルと最近のカットスタイルがかなり違う。
もちろん、トリミングは機械ではなく完全な手作業なので、前回と全て
同じカットというのは難しい。
同じように見えても、微妙に違っていたりする。

一番最初というのは、飼い主さんと愛犬に会うのは初めてでカット
スタイルもなかなか定まらない場合が多い。
初めて犬と暮らすという初心者の飼い主さんはどのようなカットス
タイルがいいのかわからない。
こちらからいろいろとアドバイスをしてカットするが1,2回ではカット
スタイルはなかなか確立されない。

飼い主さんがかわいいと思って要求したカットスタイルが想像していた
よりも似合わないと感じたり、手入れが大変になったりすることもある。
「トリマーさんにお任せするわ」と言われ、きっと似合うと思ってカットした
スタイルが飼い主さんが好まなかったりする場合もある。
まぁ、その時の人気スタイルというのもあったりしますからね…。

その愛犬それぞれの毛質に合わせて手入れのしやすい快適な生活が
できるカットを追及しているので、より良いカットを目指してカットスタイル
が変化していく。

私の訪問トリミングは、飼い主さんが日常のお手入れをしっかりしていた
だくことが条件になるので、お手入れの大変さがわかり、だんだんと短め
のカットスタイルを要求してくる。
最初は、フワフワ長めのスタイルを希望してもシャンプーやブラッシング
などの普段の手入れが大変
だとわかり、短めのカットスタイルを要求することになる。

トリマーもそれぞれの被毛の特徴や飼い主さんのカットの好みなどだんだん
とわかってくるので、それに合わせてカットスタイルも変えていく。

カットの変化の中でも、プードルはトリミング前と後ではかなりの変化がある。
特に顔のカットスタイルの変化は多い。
例えば、3年前から定期的にトリミングしている
トイプードルのチェロ君。
一番最初のカットと最近のカットスタイルがかなり違う。チェロ君チェンジ


飼い主さんは、以前のトリマーさんがしていたカットが
あまり気に入らないと言っていたのですが、でも、どんな
カットスタイルがチェロ君には似合うのかわからないとのこと。
とりあえず、ふんわりと長めのカットをしたら顔が四角に
なってしまった。
いろいろと試行錯誤しているうちにカットに変化が…
現在の短くすっきりとしたこの顔のカットを飼い主さんはとても
気に入っています。

顔のカットだけではなく、体全体も一番最初のカットと比べると
現在はかなり短くスリムなカットになりました。
チェロ君チェンジ2





1年半前から定期的にトリミングしているトイプードルの
ハル君もやはり、最初と最近のカットスタイルは変化し
ています。
ハル君チェンジ


やはり最初は、長めのフワフワカットで顔が四角く
見えるカットスタイルになっていました。
最初は顔が大きく見えますが、だんだんと短くなり
いまは、顔がすっきりと小さく見えますね。
ハル君チェンジ2


ハル君の顔の被毛はクセ毛が多く四方八方に広がるように
伸びるので目が隠れてしまい、手入れがされていないような
ボサボサな感じに見えてしまうのです。
カット前の顔のハル


多少トリミング期間が開いても被毛が伸びてきてもいいように
現在ではかなりすっきりとした顔のカットスタイルになりました。
水や食事で汚れやすく赤く変色してきている口周辺の被毛は
特に短く切っています。
カット後の顔のハル



ハル君の妹分のもみじちゃんは、生まれて初めてのトリミング
からのお付き合いです。
まだ1歳半という若いもみじちゃんですが、子犬の頃のカットと
現在のカットを比べるとやはり変化がありますね。
被毛は柔らかく毛玉ができやすい毛質なので体は短めのカット。
もみじチェンジ


もみじちゃんの顔は、ハル君と比べる鼻先部分が長いので
フワフワ長めのカットスタイルだと顔が大きく見えてしまい、
鼻の周辺の被毛を短くすっきりとカットすると顔が馬のように
長く見えてしまうので、もみじちゃんに似合うかわいいカット
を今現在試行錯誤しながらカットしてます。
これからたぶんカットスタイルは微妙に変化していくと思います。
ハル君ともみじちゃんの記事→ 「プードルのトリミング」


劇的にカットの変化があったトイプードルは、なんと言っても
夏子ちゃんでしょう。
一番最初に夏子ちゃんを見たときの衝撃は忘れられません。
初めてプードルを飼ったからトリミングがまったくわからず
カットスタイルもどうしていいかわからず、トリマーさん任せに
していたとのことでしたが、あまりにも…。。。
(その記事は→「プードルの訪問トリミング②」

夏子ちゃんチェンジ


以前は、散歩していてもプードルに見られることはなかった
とのことでしたが、今は誰からもプードルだと言われるように
なったということで喜んでます。
顔をバリカンでツルツルに刈ってしまうベーシックなラムクリップ
は一般の飼い主さんには好まれることは少ないですが、夏子
ちゃんの飼い主さんはこのラムクリップをとても気に入ってます。

先週、3回目のトリミングに行ってきたのですが、頭の被毛が
伸びてやっと、ラムクリップらしいカットができるようになりました。
耳のブラッシングがしづらく、もつれができるとのことで、今回も
飼い主さんの希望でさらに短くカットしました。
夏子トリミングチェンジ


こうしてみると、どのワンコも一番最初にしたカットと最近のカットは
なかり違いますね…同じワンコと思えないほど。。。

長年お付き合いしていると、飼い主さんの好みや愛犬の毛質など
がわかってきて、少しづつカットの変化はしていきます。
しかし、1,2回だけのお付き合いでトリミングジプシーの飼い主さん
では愛犬に合うカットスタイルを追及していくことはできません。
プロのトリマーといっても、初めて会った飼い主さんと愛犬の希望に
完璧に応えられるカットをするというのはかなり難しいです。

長いお付き合いがあるからこそ、愛犬に合ったカットスタイルが
できいくのです。
長いお付き合いがあると、飼い主さんといろいろと相談しながら
カットスタイルを決めていくことができます。

飼い主さんは、ぜひ末永くお付き合いできるトリマーさんを
見つけてほしいと思います。


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