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プロトリマーへのシャンプー講習会

先日、プロトリマーへのシャンプー講習会が開催されました。

今回プロ向けの講習会はラファンシーズメーカー会社である
「シグマテックインターナショナル」の主催です。
長年ラファンシーズを愛用している私と友人トリマーが講師として
シャンプーの講義と実技をプロトリマーへ講習してきました。
今回は、トリマーになって日が浅い若いトリマーさんへのシャンプー講習会
でしたが、中には、トリマー歴20年やトリミングショップ経営者の方も
特別参加していました。
片道4時間かけて遠いところから来ていたトリマーさんもおりました。

今回の講習会のテーマは
「ラファンシーズシャンプーをしっかりと使いこなすための
シャンプー基礎知識」
です。

シャンプーを使いこなすためには、シャンプー技術を高めるためには
被毛の構造や役割などしっかりと理解することが重要です。
最初はシグマテックの方から被毛についての講義です。
スライドを使って被毛の構造や役割を説明していました。
シャンプー講習会講義


ラファンシーズは被毛の科学に基づいて作られたヘアケア製品です。
被毛のことがわからないとシャンプーは使いこなせません。

次は私の講義です。
経験が浅く若いとどうしてもカット技術を身につけることを重視してしまう。
確かにカット技術も必要だけど、その前に基礎であるシャンプー技術を
しっかりと身につけることが大切。
トリミングはおしゃれやファッションのためではなく、健康管理のために
することだと理解して欲しく、シャンプーの重要性や大切さ、健康な被毛
作りについてを熱弁しました。
シャンプー講習会講義2


参加者のトリマーさん、みなさんはショップにお勤めなので、次から次へ
と時間に追われながらトリミングをしているので、なかなか飼い主さんと
じっくりと話しをすることができない。
私の場合は、訪問トリミングなので時間に追われることもなく、トリミング
終了後はお茶を飲みながら飼い主さんといろいろな話をしている。
この機会に、私が聞いた飼い主さんのトリマーさんへの本音の話をした。
このブログにも書いた飼い主さんが言っていた事実の話です。
例えばこんなこと→ 「毛質について」 「短毛犬種の正しいシャンプー」



私の講義の目的は、トリマーさんのシャンプー技術に対する意識を
変えること。
ラファンシーズのシャンプーを使えさえすれば、被毛が良くなるとか
仕上がりがよくなるとか大きく勘違いされているトリマーさんもいます。
いくら被毛に良いといわれるラファンシーズシャンプーを使っても
シャンプー技術がないと飼い主さんは納得せず信頼を失うこと、
短毛犬種こそトリマーの腕の見せ所ではないのかと熱く語った!
熱く語りすぎて時間オーバーしてしまいましたが…(~_~;)


講義の後は、シャンプー実技です。
シャンプー実技は、友人トリマーが担当。
この方、Paw'erの愛犬のお手入れ講習会でもやはり実技担当でしたね。

実技のモデル犬はコーギーの胡桃(くるみ)ちゃんです。
講習会の胡桃


短毛犬種でもシャンプー技術でこんなに仕上がりが違うってことを見て
もらうために長毛犬種ではなくてあえて短毛種のコーギーをモデル犬に
しました。

いい感じで汚れていた胡桃たん。。。
シャンプー前のブラッシングでかなりの抜け毛が…
「こんなに抜ける毛ですが、シャンプー後は抜け毛がほとんどなくなります。
シャンプーの仕方で抜け毛状態が変わります」
との説明にみなさん驚く…

説明をしながらシャンプー開始。
みなさん熱心に聞いてしっかりとメモを取っていました。
シャンプー実技講習


お湯の温度を触ってもらいかなり低めのお湯の温度に驚くみなさん…
子犬や老犬などそれぞれの状況によってお湯の温度を調節すると言う
説明を必死にメモをしていたみなさん…

まずは、ディープクレンジングで1度目のシャンプー。
キューティクルを痛めないような洗い方、細かい泡を立てる洗い方など
を説明…気持ちよさそうな胡桃たん。
講習会シャンプー中の胡桃


2度目のシャンプーはNK-12、リンスはNK-22を使用。

私も友人トリマーもシャンプー時間は長い。
この長いシャンプー時間にみなさんやはり驚いていました。

すすぎの時間も驚いていたようです。
洗う時間よりもすすぎの時間を長く、完璧にすすぐことが重要と説明。
たぶん、時間に追われてトリミングをしている皆さんはここまで時間を
かけてすすがないでしょうから。。。
講習会すすぎ中の胡桃



タオルで拭く時もキューティクルを痛めないようにゴシゴシと拭かず
タオルを押し当て水分を染み込ませるようにして拭くことを説明。
みなさん、メモメモ。。。
講習会タオル中の胡桃



最期にドライング。
プロのトリマーさん向けの講習会なので、普段お店で使っている業務用
ドライヤーを使用。
講習会ドライング中の胡桃


ここでも被毛を痛めないようなドライングの仕方を説明。
どのようにドライヤーの風を当てるのか、スリッカーの角度など説明。

ドライングで乾かしていくと、ツヤツヤ被毛になってきたのがわかります。
シャンプー前にあんなに抜けていた被毛が、シャンプー後はほとんど抜けて
いないのです。
講習会ドライング中の胡桃3



ドライングガ終了し、ツヤピカ被毛の胡桃たんを触っていただきました。
講習会ドライング終了の胡桃


みなさんのは反応は…
「うわぁ~ピカピカになっている~」
「白いところが真っ白になった~」
「茶色の毛色が薄いというか白くなったように見える」
などなど…

これって、飼い主さんからよく聞く言葉なんですけど…
みなさん、飼い主さんと同じ反応をしているんですけど…

これってプロトリマーの講習会だよね?
以前開催した飼い主向けの講習会と同じような反応なんですけど…

今までシャンプー時間は10分で行っていたとか、リンスを何十倍にも薄めて
使いすすぎをしないとか…そんな話を聞き同じトリマーとしてショックを受けた。
一日なるべく多くの犬をトリミングするためにシャンプー時間を短縮
しているみたいで…。

シャンプーとリンスを10分で終わらせてしまうなんて、ラファンシーズ
の効果は期待できなないだろうな。。。
ラファンシーズを使っている意味がないように思うけど。。。

「このようにシャンプーしていただくと汚れが根元からしっかりと落ちて
本来の毛色が出てきます。白くなったと感じるのは汚れが落ちて毛のツヤが
でてきたからそう感じるのです。これが被毛を傷めず、本来の健康で美しい
被毛作るシャンプー技術です。」
と説明し、みなさん納得。

えっ!納得って…
みなさんメモしてるけど、これってシャンプーの基本でトリマーなら
当然いつものシャンプーでわかっていることだよね?
う~ん…
みなさんいつもどんなシャンプーをしてどんな仕上がりなのか見て
みたい気もするが…


今回の講習会を終えて私個人の感想は…
飼い主さん向けのお手入れ講習会をしたときとオーバーラップした。
プロのトリマーさんたちの飼い主さんと同じ反応や意見にショックを受けた。
まさか、飼い主さんと同じレベル…???
そして、気になったのはプロトリマーの講習会なのにみなさんとても大人しく
静かで質問などがほとんどなかったこと。
講習会費用を払い仕事を休んでまできたんだから、もっと積極的に参加して
欲しかったと思う。
「触ってみてください」「何か質問は?」と言われてからやっと行動する
のではなく、そこはプロなんだからもっと貪欲に参加して欲しかったと思う。
まぁ、トリマー経験もまだ少なく若いから仕方がないかもしれないけど…
(辛口意見ですみません…同業者には厳しい目を持っているのでつい…)
このシャンプー講習会で学んだこと体験したことをぜひ活かして、飼い主さん
に信頼されるトリマーになって欲しいと願っています。



様々なところで開催されている講習会は、カット技術講習がほとんどだと思う。
このような被毛の健康を考えたシャンプー講習は他にはなかなかないと思う。


一人でも多く健康維持のための正しいシャンプー技術を身につけたトリマー
が活躍していただくことを願って、これからも講習会活動をしていきます!


今回の講習会の主催はこちら→ シグマテックインターナショナル


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