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高齢犬のトリミング

人間社会と同じく犬も高齢化社会になってきている。

一昔前までは犬の寿命は10歳くらいと言われていたけど、今は平均寿命
はかなり延びて大型犬でも10歳以上の高齢犬は増えている。

当然トリミングでも高齢犬をする機会が増えてきている。

高齢犬になるとトリミングはとてもつらいこと。
長時間のトリミングは高齢犬にとってとても体力を消耗し、かなりの
ストレスになる。
トリミングが終わって家に帰ってきたらグッタリしてご飯も食べず
2,3日体の調子が悪くなってしまうということもよく聞く。

だからといってシャンプーやトリミングはしないわけにはいかないし、
老犬ならなおさら被毛や皮膚を清潔にしなければいけない。


今回の訪問トリミングは高齢犬です。
14歳になるマルチーズのウメちゃん
2ヶ月ぶりのウメちゃん


ウメちゃんは極度の分離不安で飼い主と離れるとかなりストレスを受ける
らしく、ショップに預けてトリミングをお願いすると、飼い主さんが
お迎えに行くまでずっと吠え続けているとか…
若い頃なら体力と気力が充分にあるので何とか大丈夫だったようだけど、
14歳という老犬のウメちゃんには体力、気力ともにかなり負担がかかり
トリミングから帰ってくるとグッタリとして動かないらしく、2,3日体調も
すぐれないとのことです。

訪問トリミングなら自宅で飼い主さんが常にいるところでトリミングするので
ウメちゃんの負担はとても少なくなります。
それに車で送り迎えという移動もなく、トリミング終了後はすぐ好きな場所
でくつろげるので高齢犬には訪問トリミングは安心ですね。

ウメちゃんは「僧帽弁閉鎖不全症」という心臓の病気を患っている。
この病気に関してこの本によると…
イヌ・ネコ家庭動物の医学大百科イヌ・ネコ家庭動物の医学大百科
山根 義久 財団法人 動物臨床医学研究所

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(本文より)
心疾患のうち75%~85%が僧帽弁閉鎖不全症です。
老齢の小型犬に多く発症し、最終的に心不全を起こします。
遺伝的な要因もあり、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルでは
3~4歳でほぼ半数が、マルチーズでは7~8歳で70~80%がこの疾患
になるといわれています。
基本的に治る病気ではありません。
服薬を続けることによって病気自体の進行もある程度抑えていくことができます。
早期発見と早期投薬開始が治療のキーポイントです。


マルチーズに多く発症する疾患なんですね。。。
ウメちゃんもこの疾患の投薬を続けているようです。

心臓疾患を患っているならなおさら負担をかけないようにすばやく
トリミングしなければなりません!

一番最初に訪問トリミングしたのは昨年の12月でした。
以前はショップに3時間ほど預けてトリミングをしていたというウメちゃん。
2ヶ月ぶりのトリミングのだということでした。(昨年の12月↓)
ウメちゃん


2ヶ月おきにトリミングしているとのことなので、次回のトリミング
まで何とかもつようにトリミングしました。
カットしたら、14歳とは思えないくらい若々しく見えるウメちゃん。
耳の付け根が高いので、短く切るとウサギのように耳が立ってしまうんですね。
(昨年の12月、トリミング後のウメちゃん↓)
トリミング後のウメちゃん


トリミング後は疲れた様子がなく、翌日も普段と変わりない様子だったと
飼い主さんから聞いて安心しました。
やはり、訪問トリミングは高齢犬には負担がかなり少ないんですね。
これから飼い主さんも安心してトリミングを依頼することができますね。



2カ月おきにトリミングしているウメちゃんですが、今回は4ヶ月ぶり
の訪問トリミングでした。

心臓疾患の症状が進んで体調を崩し何度も呼吸困難になり倒れたと
いうではありませんか!
この心臓疾患は、病態が進行すると肺水腫を原因とする呼吸困難
起こるのです。
ウメちゃんは肺に水がたまるという肺水腫になってしまい呼吸困難
を起こして毎日のように病院通いだったそうで、トリミングがしばらく
できない状態だったというのです。

体調は万全ではないけど、トリミングができるくらい何とか回復したと
いうので久々のトリミングです。

4ヶ月ぶりのウメちゃんは、被毛が伸びきってまるで仙人のような姿…
久しぶりのウメちゃん


食欲もなくなってしまい、かなりやせて被毛も薄くなっていました。
体力的なことを考えて、シャンプーなしでカットのみにしようかと
迷いましたが、1ヶ月以上もシャンプーをしていないというので
思い切ってシャンプーをすることにしました。

病気持ちの高齢犬のトリミングはとにかくすばやくスピーディに時間をかけず
負担もかけず行うことです。

シャンプー時の泡立てやすすぎ、お湯の温度にはかなり気を使いました。
ドライングも心臓に負担をかけないようにほとんど冷風で乾かしました。

やせて被毛が薄くなり、短くすると貧弱に見えてしまうというので
被毛をなるべく残しフワッと見えるようにカットしました。
テーブルの上ののウメちゃん


カットは美しさや見栄えよりも時間をかけずにいかにお手入れしやすい
短さにするかというのが重要なのです。

飼い主さんが少しでも離れてしまうと吠えてしまうので、ウメちゃんの体を
ずっと手で支えてもらいながらトリミングをしていきました。

爪切りや足裏の毛カット、ブラッシング、シャンプー、カットなどすべて
のトリミングを1時間半くらいでしました。
トリミング終了後は、いつもの場所でくつろぐウメちゃん。
さっぱりしたウメちゃん


病みあがりだったので、少し疲れた様子のウメちゃん。
今回のトリミングで病態が悪化しないことを祈ります。
お疲れウメちゃん



今後ウメちゃんの病態がどうなるかとても心配ですが、少しでも負担が
かからないトリミングを考えてしていくからね。
病犬には体力に負担をかけないように、シャンプーなしでトリミングする
こともできるからね。

ウメちゃんがんばれ!!!
かわいいウメちゃん



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