スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

専門学校の事情…

京都の専門学校で未来のトリマーたちに講義をしてきました。

京都で36年の歴史を持つトリマーとトレーナーを育成する専門学校
関西ペットスクール  http://www.pet-school.co.jp/

昨年、この専門学校を会場としてプロトリマーのトリミング講習会を
したことが縁でお付き合いがあり、昨年から講義依頼を受けて京都に
度々行ってます。
この専門学校の講義は今回で3回目です。

学校で授業をすることはかなり好きなほうでして、、、
実は専門学校の先生をしていた経験があり、3つの専門学校を渡り歩いて
未来のトリマーたちを育てていました。
教え子たちはそれぞれ様々なところで活躍していて、独立して自分の
ショップを持ってオーナートリマーとしてがんばっている子もいます。
教え子の活躍ぶりを見たり聞いたりするとうれしさがこみ上げてきて
まるで母親のような気持ちになるんですよ。

私がトリマーを目指そうとした時には、どの学校に行こうかと選択する
ほどトリマーの専門学校の数はなかったけど、今は選択を迷うほど
あちこちに学校がある。

しかし…
専門学校の教育システムや指導内容にとても疑問に思うことがある。
専門知識や技術を教えるのはもちろんだけど、犬という命ある生き物
を扱う仕事の意識と人間性について教えている学校が少ないように感じる。
実際、学生集めと就職率だけしか考えてない事務的な学校もある。

昨年から病気で休んでいるトリマーさんが復帰するまでピンチヒッター
として週2日ほど動物病院でトリミングの仕事をしているのだが、
その動物病院にあちこちの専門学校から学生が「現場研修」として
何人もやってきていた。
まだ学生だから知識や技術はまったく期待はしていないけど、
動物に対する気持ちを期待して研修の様子を見ていた。

でもその学生達は…
犬やネコを目の前にしても淡々としている。。。
自分の家で飼っている犬やネコがどのフードを食べているのか、
毎年ワクチンを打っているのかも知らない。。。

動物が好きといっても自分の家の犬やネコをまったく世話していない
ことがわかった。
その学生達は、トリマーや動物看護師という職業にしか興味がないのだ。
動物のことよりもよりも自分のなりたい職業に就くことで頭がいっぱい
といった感じだ。

学生が現場実習をしている期間、先生達は電話などで一度も学生の様子
を聞くこともなく…
学生と面識のない就職指導室の背広を着た人が来たけど、学生の様子を
見ることも聞くこともなく就職の話ばかり…淡々と事務的に。

淡々と事務的な学校に、淡々と事務的な先生、そして淡々と事務的な学生…
資格やライセンスさえ取得できればいいと思っている学校もある。
トリマーに未来はあるのか不安になる。。。

私が専門学校の先生をしていた時、「命」についての授業を重視していた。
犬の気持ちを理解しながらトリミングできるトリマーを育てたいと思った。
そのためには、人間性の教育が必要だと思って知識よりも技術よりも
人としてのマナー、そして感謝する気持ちの授業を多くした。

人間性の教育について考える学校や先生がとても少ない。
正直に言うと、専門学校に、学生達に期待はまったくしていなかった。


この本の中にも、専門学校に対することが書かれています。

ペット虐待列島―動物たちの異議申し立てペット虐待列島―動物たちの異議申し立て
成田 青央

ベルタ出版 2002-12
売り上げランキング : 211916

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


(本文から)
動物についてなんら愛情も知識も持ち合わせていない金目当ての講師陣が
専門学校に多いという事実。専門学校も乱立し、講師も引く手あまたです。
動物のどんなジャンルについて研究しているのか、またどんなことを教えて
いけるのかなど、本来、最も重要視されるべき採用基準はそこにはまるで
ないといいます。
甘いうたい文句や取得可能な資格の数々に騙されないでください。
学校をしっかりと見極めることが、なりたい職業への近道となりますから。


学校って先生次第だけど、先生も大変なのは経験して知っています。
先生といっても雇われだから、学校の方針や学校長の考えに従わなけれ
ばならず、なかなか思い通りの授業ができないことが多い。
はじめは教育に情熱を持っていたけど、淡々と事務的に言われた
ことだけ指導するようになってしまう…

まぁ、私は淡々と事務的に従えなかったので学校の先生を辞めて
しまったのですがね。。。

専門学校に、先生達に何も期待をしていない中、奇跡的に出会った学校…
人間性の教育に情熱を持っている先生がいる理想的な専門学校があったのです!
それが、関西ペットスクールなのです。

この学校の校長先生をはじめ先生たちみなさん、学生に対する思いは深く
人間性を重視した指導や動物の気持ちを理解できる授業を常に考えています。
学校の規模も大きくなく、学生とは1対1の付き合いができアットホームな
感じで、学生も純粋でとてもいい子達ばかりでした。

人間性を重視している学校なので、私の講義はもちろん「人間性について」
と「動物の気持ちを理解する」です。
例えば、捨てられた犬猫たちが殺処分されていく様子のビデオを見せて
「命」に対する責任の重たさとこれから未来に向けてトリマーとして行動
しなければならないことを考えさせたりする授業です。

今回は、「心」についての講義をしてきました。
前日にトリミング実習の授業を一日見学して感じたことを講義で学生達に
話しました。
毎日、犬をトリミングする授業の中で「感謝の心」を意識すること。
長い時間トリミングのモデルになっている犬たちに感謝の心を持つ。
熱心に指導してくれる先生達に感謝の心を持つ。
学校に通わせてくれている親に感謝の心を持つ。
感謝の心を持っていると人間性が豊かになり魅力あるトリマーになれる
でしょう。
いくら高い技術と知識を持っていても人間性が悪いと、飼い主さんから
好かれず信用もしてくれはしないでしょう。

魅力あるトリマーになるためには人間性を豊かにすることです。

講義後は先生達と学校について学生についてミーティングです。
夜中の12時頃までいろいろと語り合いました。
とてもとても学生教育に熱心な先生達です。
学生のことをこんなにも真剣に考えている学校があったなんて、
専門学校も捨てたもんじゃない!とうれしくなりました。

未来あるトリマーの卵たち、学生にはがんばって欲しい!
私の講義を少しでも理解して将来に対してよいきっかけになって
くれることを願っています。

犬は飼い主次第。。。
学生は先生次第。。。

良い指導をしてくれる先生がいる関西ペットスクール
今後も期待し、また講義ができることを楽しみにしています。


トリマー、トレーナーを目指している方は一度問い合わせしてみては↓
      関西ペットスクール


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。